大昔にある大魔術師によって封印されていた魔犬。
現在はキリクの魔術によってムシクイに変えられている。
しかし、キリクの魔術は大魔術というほどではないため、尻尾があったり、たまに魔犬に戻ったりしてしまう。
性格は至って温厚で主に忠実な所は犬譲り。
主の言う事意外は聞かない。
とみせかけて、餌に釣られて他人の言う事を聞くこともしばしば。
犬のように座ったり、鳴いたりは日常茶飯事。犬に対して欲情する。
上記のような姿勢や鳴き声はあるが、かなり歳を食っているため、喋り方は偉そう。
しかし、鳴き声の所為で台無しになる事が多い。
分からない事があった時は、鳴いてごまかす癖がある。
元犬なため、好きな人の顔を舐めたり、甘噛みしたり、抱きついたりしてしまう。
そんな時は大抵殴られるかひっぱたかれる。彼自身は何がいけないのか分かっていない。
ある意味天然タラシ。
口調、口癖:クリックで表示
かなり偉そうで古風な喋り方をする。
主であるサクラの事は主(あるじ)と呼ぶ。
カタカナで発音する横文字が苦手でひらがな。
一人称:我
二人称:汝・貴様・小僧・小娘・人間
三人称:汝達・貴様達
口癖:元犬な為、鳴き声「ワオーン」「ワンワン」「ガウッ」
「汝、我を失望させるな」
「貴様達、我を誰だと思っている。愚弄するのもいい加減にしろ。ガウッ」
「ほう、魔犬の我に挨拶とは。なかなか礼節を心得ておるな」
「ガルルルルッ!主に手を出すとは!我を敵に回す覚悟はあるのであろうな?」
「この程度の敵も倒せんとは…ウウウ…なんと嘆かわしい」
「厄介事には首を突っ込まぬ主義だ。こらえてくれ」
「さあ、レグ。共に行こう。晩飯が待っている!」
「ヴァリエート。ちょいとこちらへ。…ぶははは!引っかかりおったわ!見よレグ!落とし穴に見事に落ちよったぞ!」
「どうだ。すさまじいいんぱくとであっただろう。我を舐めるでない」
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大昔、魔犬として生まれた当時は子犬だったため、様々な迫害を受けていた。
体が大きくなり、成犬になってからは逆に人間を襲うようになり、大魔術師と呼ばれる人間に封印されてしまう。
それから何百年と時が経ち、彼の記憶は曖昧になる。
何故自分が閉じ込められているのかも分からなくなってしまった。
そんな時に、ある魔術師が自分の利益になるだろうと見越してダイアンの封印を解いてしまう。
彼の現在の状況を見た魔術師は、彼を連れ帰ることはせずそのまま放置して帰ってしまった。
図らずも封印から目覚めたダイアンは、自分の好きなように生きる事を決めた。
しかし自分の好きな事が分からず、何をしたらいいのか分からなかった。
そんな時に出会ったのが、後に守り屋を共に組むことになるレグナートである。
レグナートはダイアンに様々な事を教え、2人で仕事を始める事にした。それが守り屋。
軽快に仕事をこなしていた2人だが、後に同じ守り屋のサクラと出会う。
同じ仕事を請け負った時、大きなミスをしたため彼に多大な貸しを作ってしまう。
その貸しを返す為に、現在のサクラの家に住み込みで働いている。
関係者:
パートナー:レグナート・フォン・ハートビア
家主:サクラカーマ・リデル
同居人:ヴァリエート・ナシアス